位置覚(感覚器)の重要性について
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、位置を把握する感覚器である、位置覚の重要性について話していきます。
前の投稿で、姿勢には視覚と平衡感覚が関係してるといった内容をお伝えしましたが、今回の位置覚という感覚器は、平衡感覚の一つなんですよね。
皆さんは、家のテーブルの上に置いてあるものを取りたい時、普通に手で取っていますよね。
これって、実際はテーブルのどこに置いてあって、どのくらい距離があるのかを自分の脳で認識して物を取っています。
この認識している感覚器が位置覚なんですよね。
もし、位置覚にエラーが起こってしまったら、自分が思っている位置と手で物を取ろうとした位置がずれてることになりますよね。
例えば、腕を横に90度挙げてみてください。
と言われて、90度以下、あるいは90度以上挙げてしまうなどのエラーが肩のインピンジメント症候群という怪我につながるケースが多いです。
猫背の人も同じことが言えるんです。
自分では背筋を伸ばしているつもりなんだけど、肩が内に巻いていたり、頭が前に出ていたりするのも、位置覚にエラーが起きている状態かもしれません。
もし、自分もこうなっているかもしれないなぁと思っている方がいたら、次回の投稿で簡単にできる改善法をお伝えしますので、是非、実践してみてください。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
変形性肘関節症について
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、変形性肘関節症について話していきます。
まず、この疾患は肘の軟骨が擦れて変形してしまい、肘を曲げたり伸ばすと、軟骨がぶつかって動かしづらいという状態です。
原因として考えられているのは、交通事故などでの肘の外傷(骨折・脱臼)、関節炎、使い過ぎ(振動工具の使用者)などがあるんですよね。
変形性股関節・膝関節症と比べると罹患率は低いですが、
野球やゴルフ・テニス・バレーボールなどのスポーツでも起こることがあるんですよね。
症状では、肘にだんだん痛みがでる、特に肘を使った後に痛みが強くなる、肘を伸ばしきれないなどが挙げられます。
もし、変形した肘の軟骨が神経に触れたりすると、薬指・小指から肘の内側にかけて痺れがでることもあるんですよね。
この症状が日常生活に支障がでる場合は、手術を行うこともありますが、
使いづらいけど、なんとか仕事や生活ができてる場合は、肘の負担を減らすための治療や肘の使い方を診ていくことがあります。
なので、痺れが出る前に、なんか肘を使ったら痛いなぁとか、使いづらいなぁって思ったら、ご相談下さい。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
手根管症候群について
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青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、手根管症候群について話していきます。
手根管症候群とは、手首に手根管と呼ばれる、骨や腱、神経が集まる部分が何らかの原因で圧迫される神経障害のことをいいます。
原因として考えられることは、手首の使い過ぎ、透析をしている人だと、血液中に異常なたんぱく質が手首で溜まるとか、手首を骨折して骨が変形したなどから発症しやすいんですよね。
なので、あまり若い人ではみられなくて、中年以降の女性に多くみられます。
発症した場合、親指の痛み・しびれ、力が入らないこともあったり、痛みとしびれは夜中に強くなる特徴があるんですよね。
こんな症状が夜中にあったら、しんどすぎて眠れないし疲れも取れないですよね。
この疾患では、神経への圧迫を減らすことが必要ですが、状態がひどい場合、手術という手段を使うことがあります。
状態がそこまで悪くない場合、当院では、温めたり、電気などを使い、治療をしていくことがあります。
そして、その人の日常生活で、手首に負担のかかる使い方をしていたら、楽な使い方の指導をする場合もあります。
眠れないほど、症状が強くなるまで我慢しても、自分にとっていいことはないですよね。
もし何か違和感を感じたら、辛くなる前にご相談下さい。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
モートン病(神経腫)とは?
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、モートン病(神経腫)について話していきます。
モートン病とは、足の指と指の間に通る神経にストレスがかかって、その部分に痛みやしびれが起こる状態のことをいいます。
原因として、狭い靴を履いて圧迫させたり、身体の重心(バランス)が崩れていて、繰り返し足に負担をかけたときに起こりやすいんですよね。
この疾患は、足の中指と薬指の中足骨という真ん中にある骨の間で、起こりやすいです。
中指と薬指の間に隙間を作ると、痛みが出ないのが特徴で、間に隙間を作っても痛い場合は、骨折していることがあるので、すぐ病院で診てもらった方がいいですね。
痛みやしびれが強い場合には、ステロイド薬などで緩和させますが、基本的には、足にかかる負担を減らすための治療や調整を行うことが多いです。
注意しなきゃいけないのは、痛みやしびれがあるのに、ほったらかしてしまうと、神経が変形してしびれが取れないってことになってしまう可能性があるんですよね。
そうならないように、痛みやしびれがあったら我慢しないで、まずご相談下さい。
この症状だと、病院で診てもらった方がいいのか、整骨院にいくべきかって悩むこともあると思います。
当院では、どのようにして今の症状が起こったのか詳しくお聞きして、その上で目的に合う手段を提案させて頂いています。
詳しくはご相談ください!
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
膝蓋軟骨軟化症について
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、膝蓋軟骨軟化症についてです。
この疾患は、膝の屈伸などの動作で繰り返し使って、膝の皿に過剰な負担をかけた時に、皿の周辺が痛くなる状態のことで、
皿のまわりについてる軟骨が擦れたり、衝撃で変形したり、亀裂が入ったりするんですよね。
10,20代に多くみられ、膝蓋軟骨軟化症が原因でランナー膝になることもあって、走る競技の選手に多いです。
症状には、
・階段昇降時に痛みがあり、皿のまわりが腫れる
・膝の屈伸運動できしんだ音がする
・動いていると、だんだん痛くなる
などがあるんですよね。
当院での治療として、
・膝の曲げ伸ばしした時の痛みを軽減し動かしやすくする
・膝の皿に過剰な負担をかけないために、動作の指導
などを行う場合があります。
この疾患は、軟骨の損傷が軽い場合、日常生活や運動時の動作を修正すると、良くなるケースが多いけど、放っておいて生活に支障がでるくらい損傷していたら、手術を行うこともあるんです。
できれば、手術は避けたいですよね。
なので、膝がなんか痛いなぁ、曲げ伸ばしがきついなって思ったら、無理せずご相談下さい。
正しい動作に修正すると、運動のパフォーマンスの向上にもつながります。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
寝違えについて
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、寝違えについて話していきます。
皆さんもご存知かと思いますが、寝違えは、睡眠後、朝起きたら急に首が痛くなる状態のことをいいます。
首や頭が重だるく、首を上下左右に動かせないのが特徴なんですよね。
寝違えの多くの原因は、睡眠時の姿勢不良で、首にストレスをかけた状態で何時間も寝ていると起こりやすいです。
この症状は、頚椎椎間板ヘルニアと似ていますが、腕や指先の痺れなどの神経症状はなく、自然に症状が軽くなっていくことが多いんですよね。
でも、頻繁に寝違えを起こしたり、肩甲骨周りの痛み・痺れ、首を上に向けると痛みがあったり、首の後ろを圧迫しながら上を向くと、痛みがなくなるなどの症状がある場合は、ヘルニアの可能性が高いです。
頸椎椎間板ヘルニアについては、前に投稿しているので、見てみてください。
寝違えに関して、整骨院では、早く痛みを減らし、首を動かしやすくするための治療や、寝ている時の体勢などの確認を行うことがあります。
もし、気になる症状などありましたら、ご相談ください。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
後十字靭帯について
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今年の夏はかなり暑いですね!しっかり水分補給を摂ってきましょう!
今回は、後十字靭帯について話していきます。
前十字靭帯は、聞いたことのある方が多いと思いますが、後十字靭帯も、膝を安定させてる靭帯の一つです。
この後十字靭帯は、バイク事故やスポーツ(バスケ、柔道など)で、膝から転んでしまった時に、衝撃で靭帯の損傷(伸びたり腫れる)が起きたり、ひどいと断裂してしまうことがあるんですよね。
損傷した場合、膝裏がぼっこり腫れ、内出血している状態、すねを前から後ろの方向に動かすと、膝の裏に激しい痛みなどの症状が起こりやすいです。
前に投稿した、前十字靭帯に比べて、膝の機能自体が悪くなる事は少ないんですよね。
この場合、整骨院では、日常生活で支障が出ないくらいの軽症だったら、腫れを早く引かせる、膝にストレスをかけないようにするための治療を行い、経過を見ていきます。
症状が落ち着いてきたら、怪我した足に加重をかけたり、重心を安定させるための動作修正をしていくことがあるんですよね。
症状の程度によっては、膝のストレスを減らすために、日常生活でテーピングやサポーターを使う場合があります。
重症の場合は、他の靭帯も一緒に損傷している可能性があるため、手術を行うこともあります。
なので、先に病院や整形外科でどの程度の怪我なのか診てもらった方がいいですね。
もし、気になる症状などありましたら、ご相談ください。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
CMで流れる変形性膝関節症の治療と当院の違い
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
最近、変形性膝関節症について、CMでよく流れていますよね。
今回は、前回にも投稿しましたが、変形性膝関節症の治療について、クリニックと当院の違いについて話していきます。
ざっくり言ってしまえば、注射する治療か温熱や電気、手技を使った治療かの違いと、治療にかかる費用の違いがあるんですよね。
クリニックのホームページでは、膝の、炎症している組織を抑えて、修復させ、痛みを減らすための注射を行い、注射の種類もいくつかあって、膝の状態に合わせて選択して行うと記載されています。
当院では、膝の痛みを減らし、膝の曲げ伸ばしをしやすくするために温熱や電気、手技などを使って治療をすることが多いですが、
繰り返し炎症を起こさないために、立つ・歩くなどの生活動作で、膝が安定するように筋肉のバランスを見ていったりすることがあります。
クリニックでも、治療後に、膝の負担を減らすためのリハビリをするとのことですが、目的は同じですが、実際にどんなリハビリを行うかは詳しく書かれてないため、何とも言えないんですよね。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
前十字靭帯損傷ってどういう状態?
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、膝の疾患の前十字靭帯を損傷した状態について話していきます。
学生時代にスポーツ(特にバスケ)をしていた人で、この疾患を知っている方は多いのではないでしょうか。
前十字靭帯とは、すねと太ももの骨を繋いでいる靭帯の一つで、膝を安定させるための大事な役割を持っています。
この靭帯は、バスケなどのスポーツ競技でジャンプして着地した時や、走ってて急に方向を切り返す時などで、損傷しやすいんですよね。
損傷した瞬間は、膝の激痛とブツっと断裂音を感じることが多く、数時間後には、膝がかなり腫れるケースが多いです。
この前十字靭帯を損傷してしまった場合、
特に若い人で今後もスポーツを続ける方だと、靭帯を繋げる手術を行い、復帰するのにリハビリを行うことが無難ですが、
逆にあまり運動しない方は、病院で装具などで固定し、筋肉を増強させて様子を見ることが多いです。
整骨院では、スポーツする方には、復帰してもまた膝を痛めないように、スポーツしない方には、日常生活で支障がないように、身体の動き、膝の使い方などを指導することがあります。
もし、当てはまる症状、膝の不調などありましたら、ご相談ください。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
テニス肘とは?
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今年もよろしくお願いいたします!
今回は、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)について話していきます。
上腕骨外側上顆炎とは、テニス肘とも言われますが、手首や指を使う、腕をひねる動作などの使い過ぎが原因で、肘のまわりの筋肉が硬くなり、炎症などが起きている状態のことをいいます。
この疾患は、30代~50代の女性に多く、スポーツや日常生活でも、手を使うことが多い人になりやすいんですよね。
この疾患になると、物を持ち上げたり、タオルを絞る動作などで肘に痛みがでやすく、押したら痛いという特徴もあります。
痛みの強さ、筋肉の硬さによっては、手を使う動作は休んでもらって、痛みの軽減、手や肘を動かしやすくするための治療をしていく必要があります。
放っておくと、肘の周りの筋肉の組織がどんどん硬くなっていき、回復させるのに時間がかかることもあって、かなり悪化していると、手術をしなきゃいけない場合もあったりするので、
もし、あてはまる症状や気になる症状などありましたら、ご相談ください。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。