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2021.06.10

変形性股関節症の病態と仕組み

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

だいぶ夏らしくなってきましたね!☀

今回は変形性股関節症の病態と仕組みについてを書いていきます。

変形性股関節症は臼蓋形成不全などで大腿骨頭の一部分に負荷がかかり続けることが原因で

起こります。大腿直筋・腸腰筋に負荷が強くかかるため、大腿直筋のカルシウム沈着が

起きやすく、股関節を安定させるため腸腰筋、恥骨筋、外旋六筋、大腿直筋の過緊張が

起きやすいのです。

仕組みとしては、臼蓋形成不全などで中殿筋の筋力低下による股関節が不安定になる、

腸腰筋などの股関節屈筋群の過緊張が起こる、股関節外旋筋群の柔軟性が低下し大腿骨頭の

臼蓋が圧迫される、関節包内の滑液の流れが悪くなる、滑液の粘り気が薄くなる、関節包の

動きも悪くなる、関節包が硬くなる、軟骨の一部分だけにいつも圧力がかかる、

軟骨が変形する。

というふうに起こります。

次回は、この変形性股関節症の治療について書いていきます!!

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

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