新着情報

2024.10.08

リラックスした呼吸ってどんな感じ?

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

今回は、リラックスした呼吸について話していきます。

最近、首や肩こりを感じてる、さらに腕にだるさを感じてる患者さんが多くみられます。

主に、デスクワークや長時間の運転、前かがみでいる作業が多い方にみられやすいですが、

普段、自分がどんな呼吸をしてるかってあまり意識しないですよね。

でも、運動している時の呼吸と、寝ている時の呼吸が同じになっていたら、問題があると思いませんか?

運動している時は、身体を動かす分、沢山酸素を取り込まなきゃいけないので、浅い呼吸になってしまいますよね。

逆に寝ている時だったら、身体を休ませるのに、ゆっくりとした深い呼吸をしているはずなんです。

ちなみに、運動をしている時の呼吸は体中に酸素を早く送り込まなくてはいけないので、沢山呼吸をしなくてはいけません。

脳や筋肉、内臓、血液、いろいろなところに酸素を送り込まなくてはいけません。

何処の器官も早く酸素を送って!早く早く!!という状態になっています。

じゃないと酸欠になってしまいますよね。

ですので、運動時の呼吸は、努力呼吸、強制呼吸とも言われています。

強制的に沢山呼吸をしなくてはいけない為、肩が上がるようなゼーゼーいう呼吸になり、この状態を肋骨より上の胸が膨らむように呼吸をするので胸式呼吸と呼ばれています。

逆に安静時に行う呼吸、正確には行われている呼吸は安静時呼吸、腹式呼吸と呼ばれていて、この呼吸は力むことなくリラックスして呼吸を行うため肩が上がらず、胸式呼吸が肋骨から上が膨らむのに対し、腹式呼吸はその名の通りお腹がしっかり膨らむ呼吸になっています。

何故安静時に胸式呼吸になっていると問題があるのか、それを解説していきたいと思います。

すごく簡単に言えば、安静時に力んで呼吸していたら身体が休まりませんよね?

安静時呼吸、腹式呼吸の場合は意識せずにリラックスした状態で呼吸を行うため、筋肉に力みが入りません。

それはそうですよね 寝ている時に力んでいたらおかしいですし、ゼーゼーいってたら確実に体調おかしいですよね。

ですが、普段から負荷の高いトレーニングやスポーツをしている人や、ストレスを強く感じている人、何らかの原因でリラックスして呼吸ができず、胸式呼吸が癖になってしまった人などは、ゼーゼーいってる呼吸は極端ですが、安静時の呼吸がうまくできずに、常時呼吸をする際に背筋や肩を上げて呼吸をしてしまっていることになります。

そうなると何が良くないのか、呼吸をするのにも筋肉を使います。

呼吸筋と呼ばれるもので、呼吸筋、呼吸補助筋に分けられ、呼吸筋は呼吸をする時にメインに働かなければいけない筋肉で、呼吸補助金は呼吸筋をサポートする筋肉となります。

その働きが逆になるとメインとサブが入れ替わるため、効率は下がりますし、呼吸の意味合いも変わってしまいます。

みなさん横隔膜という言葉を聞いたことはありますよね?

焼き肉でいえば関西ではハラミ、関東ではサガリと言われていますかね。

呼吸をする時に重要な筋肉であり、横隔膜が機能していないと弁をうまく閉じることができなくなってしまうこともあるようなので、逆流性食道炎になるリスクが上がるともいわれています。

ですので、普段から腹式呼吸をしていないと横隔膜を正しく使うことができず、こういった障害も出てきてしまいます。

腹式呼吸には、上が横隔膜、下が骨盤底筋、前が腹直筋、後ろが多裂筋、横が腹横筋といった筋肉がしっかり働くことによって体幹を安定させています。

よってこれらの筋肉が働かないと体幹が不安定になり姿勢不良をおこし、腰痛、肩こり、首の痛み、頭痛などを起こす原因にもなってきます。

姿勢不良を起こすと皆さんもイメージが付くと思いますが、猫背や、ストレートネックなども起こりますし、呼吸もしずらくなってしまいます。

例えて言うなら、ペットボトルが真っすぐなら安定しますが、ぐにゃぐにゃに曲がっている状態であれば潰れてしまいますよね。

身体も同じですので、ぐにゃぐにゃでは安定しないので外力には弱くなってしまい、その状態で物を持ったり、ずっと同じ姿勢で立っていたり座っていたりすると、維持できず、身体が潰れていきます。

結局は腹式呼吸ができない=呼吸筋を使えない=姿勢を保つことができない=身体を効率よく動かせない=疲労やストレスが溜まりやすくなる=頭痛、腰痛、ぎっくり腰など発生

という事に結びついてきます。

そんなに難しいことではなく、筋肉は使わないと退化していくので、使いづらくなり、動きづらくなる。

無理に動かせば疲れやすい、痛めやすい。

だけど、スポーツで例えるなら、練習やトレーニングをすれば確実に運動機能が上がり、疲れづらく、動きやすくなります。

正しく使うべき時に使っててあげれば問題ないという事です。

それがなかなか上手くできなくなっているこの世の中。

そんなに難しい事ではありません。

身体は変化を加えて楽だと感じればそれを選択します。

そういう意味ではすごく優秀なんですよね。楽もしたがるけど。

何か気になる方はご連絡ください。

HOME

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

TEL:0123-23-7833LINEから登録メールでのお問い合わせ
交通事故相談
一番上に戻る
青葉鍼灸整骨院ブログ